駅や交差点で見かけたことがあるかもしれません。一冊を買うとホームレスである販売者の方の収入(自立を支援すること)になります。
ビッグイシュー https://www.bigissue.jp/about/
随分前にこのプロジェクトを知り、販売されている方を見かけたら購入するようにしています。販売場所は「ビッグイシュー販売場所」で検索できます。
写真のビッグイシューの表紙は、実話をもとに映画化された「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」のボブです。このボブも路上生活者の主人公と共にイギリスでビッグイシューを販売していました。
雑誌は一冊350円、新しいものは450円。一回のコーヒー代で支援できます。
ビッグイシューが一般的な寄付と違うのは、働きたいと言う意志のある方に仕事をもたらし、収入を得る機会を与えることです。
ビッグイシューのホームページを拝見して感動したのが、販売者の心得が設定されていること。
以下ビッグイシューホームページより抜粋
ビッグイシュー販売者には、制服、マニュアルはありません。マニュアルではない自然な心を込めた「ありがとう」がさわやかな街角コミュニティをつくっている、といわれています。また、販売者の姿に励まされる、という声もよく寄せられます。 また、創刊10周年にはその当時の販売者自らが話し合って「販売の心得」を作りました。
販売の心得
私たちは住む家を失ってしまいましたが、ビッグイシューを販売することで、もう一度立ち上がって、住居を借りて、就業し、自立できるようにがんばっています。私たち販売者は応援してくださるお客さまの期待と信頼にこたえるよう、以下の7ヵ条を心がけて仕事(販売)をします。
自分で販売時間を決め、その時間には必ず販売します。
お客さまに気持ちよく買っていただけるよう、いつも身だしなみをととのえます。
自分の売り場を大切にします。このため、売り場のごみ拾いや、周辺で仕事をする方々とお互い心地よく仕事ができるように努めます。
お客さまへは心をこめて接客し、道行く人へは朝夕のあいさつや会釈などをします。
半歩先の販売や仕事の目標を自分で決めて、もつようにします。
いつも街角で働く者として、必要に応じて道案内や身体の不自由な人の手助けをするなど、町を居心地よくするよう努力します。
路上は人々が出会う公共空間。さわやかな街角の風景となれるよう、誇りをもって仕事をします。
※「販売の心得」については創刊10周年記念の222号「今月の人」で取り上げています。
以上ビッグイシューホームページより抜粋
自立を支援することって色々な形があるんだと思います。寄付が必要になることもあるだろうし、自立を支援するような形も必要。
支援の手は色々なところに必要だから、自分ができる範囲ですればいいと思います。子供、大人、弱い立場の人々、動物、環境、自分がピンときた所が一番良いと思います。 けれどももし何か支援をしたくても、どこに支援をすれば良いのかわからない方には、私の考えるスピリチュアル的な支援の指針をお伝えしたいと思います。
すべての背後には、目に見えないエネルギーの流れがあります。また、目に見えない法則が働いています。そこには、強いものが弱いものから搾取するエネルギーの流れがあります。もちろんこれは間違ったエネルギーの使い方です。
例えばの話ですが、困っている子供やだけを助けて、困っている大人を助けなければ、窮地に陥った大人は子供や自分より弱い立場の人から搾取するようになります。
(※ここでお話ししているのはスピリチュアルなエネルギーの法則について話しています。必ずしも困っている大人が子供から搾取するとは限りません。)
また、困っている大人が助かり自立できるようになれば、その大人たちは困っている子供や自分より弱い立場の人へと、自然と手を差し伸べることができるようになります。
支援を必要としていること、困っていること、弱い立場であること、これらに優劣は付けられないのかもしれません。しかしスピリチュアルな法則を知ることで、今自分にできることを賢く選択していくことができると思います。
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